主催 三人展 Taxxaka×秦雅則×高田マル
「絵画検討会2018 昔不可視だがしかし視覚化し可視/可視化された仮視だがしかし不可視」
会期:2018/11/10 – 2018/11/11
会場:Gallery 3+4 Creative(新潟)
撮ることと描くこと
絵画検討会2018では、二人展や三人展を全参加者と高田マルの組み合わせで5つ行った。本展はそのうちのひとつで、「撮ることと描くこと」を自分たちの作品でもって検討するため、美術家のTaxxakaと写真家の秦雅則を誘って行った。チラシには下記の文章を掲載した。準備中、制作中、会期中に擦りだされた言葉は、書籍編である『21世紀の画家、遺言の初期衝動 絵画検討会2018』にまとめた。
「撮ること」と「描くこと」は、どうやら違う。なにが写真か、なにが絵画か語る前に、「撮ること」と「描くこと」を3つの実例をもって語ることを試みる。
本展では、制作過程に「撮影」を入れ込むTaxxaka、自身の写真集に落書きや切り貼りを繰り返した本を隠し持つ秦雅則、写真を用いて記憶を描く絵画作品に新たに取り組む高田マルの三人がそれぞれ撮ることと描くことで作り上げたブツを持ち寄り、展示する。
(チラシ掲載文より)
高田マル編著『21世紀の画家、遺言の初期衝動 絵画検討会2018』絵画検討社、2020年より抜粋
左:Taxxakaの作品 右:秦雅則の作品
写真右 高田マル《無題》写真、アクリル絵具 約1500×2800mm 2018
高田マル《絵を描く人》文字、紙、インクジェットプリント 2018
撮影:寺田雄一、長谷川尚子
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